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THEME|AI活用の前に、社長の仕事を整理する
STEP 01 整理

業務効率化・仕組み化

社長の仕事は、AIの前に見直す「AIをもっと活用しましょう」から始めないようにしています

社長の仕事は、AIの前に見直す|「AIをもっと活用しましょう」から始めないようにしています

最近は、

「AIをもっと活用したい」
「社内の仕事をAI化したい」

というご相談が増えました。

ChatGPT、Claude、Gemini。

議事録、資料作成、営業、分析、動画、顧客対応。

できることは、本当に増えています。

私自身も、毎日の仕事でかなりAIを使っています。

だから、AIを使ったほうがいい会社はたくさんあると思っています。

それでも私は、最初から

「では、この仕事にこのAIを入れましょう」

とは考えないようにしています。

AIを使うことと、

会社の利益が増えたり、
お客様にもっと喜ばれたりすることは、
必ずしも同じではない

からです。

AI化する前に、その仕事が本当に必要かを見る

例えば、毎週3時間かけて作っているレポートがあるとします。

AIを使えば、30分で作れるかもしれません。

それだけを見ると、
「2時間30分も削減できた」となります。

でも、そのレポートをほとんど誰も読んでいなかったらどうでしょう。

意思決定にも使われていない。

お客様の満足にもつながっていない。

売上や利益にもほとんど影響していない。

それなら、3時間を30分にすることより、
その仕事自体をなくしたほうがいいかもしれません。

これは資料だけではありません。

広告も、メルマガも、営業資料も、SNSも同じです。

今はAIを使えば、
短時間できれいなものを大量につくれます。

でも、目的は「制作物をつくること」ではありません。

自社の商品を必要としている方に気づいていただく。

興味を持っていただく。

しっかり価値を理解していただく。

納得してお金を払っていただく。

そして、「買ってよかった」と思っていただく。

できれば、その後も長くお付き合いいただいたり、
ほかの方へ紹介していただいたりする。

そこまでつながって、
初めて仕事として意味があると思っています。

だから私は、AI化する前に、
「この仕事は、そもそも何のためにやっていますか?」というところから見ます。

次に、「誰がやると一番価値が高いか」を考える

必要な仕事だと分かったら、
次に考えるのが誰がやるのかです。

私は仕事を、

①社長がやる
②人に任せる
③AI・仕組みに任せる
④お客様にやっていただく
⑤やめる

に分けて考えます。

大切なのは、「一番早くできるのは誰か」「一番安くできるのは何か」だけではありません。

誰がやると、一番価値が高くなるのか。

ここです。

例えば、

大量の情報を整理する。

複数の案を比較する。

文章のたたき台をつくる。

数字をまとめる。

毎回同じ作業を繰り返す。

こうした仕事は、AIがかなり得意になりました。

一方で、

お客様との大切な対話。

商品の方向性を決める判断。

現場で感じた小さな違和感。

お客様の言葉になっていない本音を拾うこと。

こうした仕事は、
人が関わったほうが価値が高いことがあります。

さらに、AIでも答えられるけれど、
「ここは人に相談したい」とお客様が感じる場面もあります。

効率だけを考えてAIへ渡してしまうと、
かえって顧客満足を落としてしまうこともあります。

だから、何でもAI化するのではなく、
仕事ごとに適任を決める。

私はこの考え方を大切にしています。

私がAIに一番期待しているのは、「社長の時間を戻すこと」

私がAIに期待しているのは、
派手な自動化そのものではありません。

社長が毎回繰り返している仕事を減らす。

探す時間を減らす。

一から作る時間を減らす。

数字を整理する時間を減らす。

確認の往復を減らす。

そして、戻ってきた時間を、

お客様を見ること。商品を良くすること。数字を見ること。次の戦略を考えること。

に使えるようにすることです。

社長の時間は限られています。

だからこそ、AIを使って仕事を増やしたいのではなく、
AIも使いながら、
社長が本来やる価値の高い仕事へ時間を戻したい。

私はそう考えています。

私が見ているのは「AI導入」ではなく、会社全体です

AIを活用したいというご相談であっても、
私は最初からAIだけを見ることはありません。

まず、整理|今ある仕事と価値を見る

必要な仕事なのか。

なくせる仕事はないか。

今すでに持っている商品・顧客・実績・ノウハウの中に、
まだ活かせていない価値はないか。

次に、設計|誰が何をやるかを決める

社長がやる。人に任せる。AI・仕組みに任せる。お客様にやっていただく。やめる。

そして、実行|利益と顧客満足への影響が大きいところから変える

この順番です。

AIを導入することが目的ではありません。

AIも、人も、仕組みも、
すべて会社を良くするための手段です。

だから私は、「どのAIを使いますか?」より先に、
「今の会社で、一番変えると効果が大きい場所はどこですか?」を一緒に考えたいと思っています。

AI化したほうがいい仕事。

人へ渡したほうがいい仕事。

社長が残したほうがいい仕事。

そもそも、やめてもいい仕事。

これは会社によって、まったく違います。

この記事のまとめ

順番見ること
1. 必要か目的のない仕事はやめる
2. 誰がやるか一番価値が高くなる人・AI・仕組み
3. AIの前に社長の時間をどこへ戻すか

よくある質問

社長の仕事とは、何ですか?

お客様を見ること、商品を良くすること、
数字を見ること、次の戦略を考えることです。毎回繰り返す作業や、
探す・一から作る・確認の往復といった仕事は、
人・AI・仕組みに渡せることが多くあります。

経営者の仕事で、AIに任せやすいものはどれですか?

大量の情報の整理、複数の案の比較、
文章のたたき台、数字のまとめ、
毎回同じ作業の繰り返しはAIが得意です。一方、お客様との大切な対話や商品の方向性を決める判断、
現場で感じた違和感を拾うことは、
人が関わったほうが価値が高いことがあります。

忙しすぎる社長は、何から手放せばいいですか?

まず「この仕事は、そもそも何のためにやっていますか?」と問い、
目的のない仕事をやめます。残った仕事を、誰がやると一番価値が高くなるかで振り分けると、
社長にしかできない仕事は思っているより少なくなります。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。「うちの場合は、何から手をつければいいのか」を整理したい方は、
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この記事は、ストック経営の3ステップのうち STEP 01 整理 の話です。

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